平田耕治 Koji Hirata
1983年生まれ、横浜市出身。逗子開成中・高等学校卒業。洗足学園音楽大学
・音楽音響デザインコース・作曲専攻卒業。13歳でバンドネオンを始める。
16歳で単身ブエノスアイレスに渡り、故カルロス・ラサリ氏宅に住込みで師事。
翌年からネストル・マルコーニ氏、他にも併せて師事。その後、日本では岡本
昭氏、西塔祐三氏など日本の往年のマエストロに薫陶を受ける。
2005年、秋山和慶氏の指揮により洗足学園前田ホールにて「ピアソラ:バンド
ネオン協奏曲」を演奏。2007年、日本人バンドネオン奏者として初めてブエノ
スアイレス市立エスクエラ・デ・タンゴのオーディションに合格、入団。2008年
には、ブエノスアイレスの有名タンゴショーレストラン【ラ・べンターナ/
La Ventana】と、日本人としては異例の専属契約を結び、半年間毎晩出演。
2009年、エスクエラ・デ・タンゴを卒業。これまでに、フランス、カナダ、
ウルグアイ、韓国、シンガポール、タイに招かれ演奏。海外でも高い評価を受けている。
2006年にアルゼンチンで結成した【CAMBAtango】は、これまでにブエノスアイレスの数々の歴史ある劇場で演奏。エルナン・ベロン監督のドキュメンタリー映画「El tango de mi vida/私の人生におけるタンゴ」にも出演。2009年の初来日ツアーでは、札幌コンサートホールKitara、東京芸術劇場、大阪シンフォニーホール、福岡シンフォニーホール等でコンサートを開催し、総動員1万人超を記録した。2010年には、カンバタンゴ楽団がアルゼンチン政府公認の海外派遣グループ(年に1グループのみ)に選ばれ、動員15万人を超すポルトガルのフェスティバル、フェスタ・ド・アバンテに出演。ポルトガルのほか、イタリア、スペインでもコンサートを開催するなど、ヨーロッパ・ツアーで成功を収め、帰国後アルゼンチン大統領官邸にも招かれた。2011年、2013年にも日本ツアーを開催。
国内では、日本人メンバーと共に【Koji Hirata Quarteto/平田耕治クアルテート】として積極的に演奏活動を行うほか、著名バレエダンサー、歌手、タレントのサポートなど様々なフィールドで活躍。平田耕治の飾らない人柄と高い音楽性、圧倒的なパフォーマンスは、耳の肥えたタンゴファン達をも魅了している。
日本のみならず、海外からも注目を集めている期待のバンドネオン奏者である。
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