河野智美 Tomomi Kohno
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ギター/Guitar
東京国際ギターコンクール、アジア国際ギターコンクールなど、国内外のコンクールで入賞。
2011年、韓国にてDVD『Recollections』をリリース。CDはアールアンフィニより『祈り』(2013年)、ジャズクラシック作品集『リュクス』(2015年)、オール・バッハアルバム『The BACH』(2017年)、スペイン作品集『The Spain』(2019年)をリリース、いずれもレコード芸術誌で特選盤の評価を
得ている。なかでも現代のコンポーザー・ギタリストに焦点をあてたアルバム『リュクス』は、音楽評論家の濱田滋郎氏より「ギター・アルバム中、最上級の成果」と評された。
2018年サントリーホール・ブルーローズにて行われたバロックアンサンブルのコンサートでは、「ギター室内楽の新たな境地」と評判を呼んだ。
2020年、サントリーホールにて東京フィルハーモニー交響楽団、梅田俊明氏指揮のもと「アランフエス協奏曲」「ある貴紳のための幻想曲」の2大ギターコンチェルトを演奏、秋にライブ盤アルバムとしてリリース(朝日新聞推薦盤)。2大ギターコンチェルトのライブ録音リリースは、世界でも稀有な試みと言われている。
これまでにヨーロッパ、ロシア、アジア、南米等各国に招かれコンサートを行っている。なかでもマドリードの歴史あるアテネオホールにて人間国宝鶴賀流第11代家元鶴賀若狭掾師匠とその一座、日本舞踊の花柳貴比氏、八王子車人形「西川古柳座」とのコラボレーション公演を行い、日西伝統芸能の共演は大きな反響を呼んだ。また、スペイン最大とも言われるホセ・トマス国際ギターコンクールにてユース部門の審査も務めている。2022年秋にはアメリカ東海岸ツアー、2023年秋にはオランダにてリコーダーのミカラ・ペトリ氏、アムステルダムギタートリオのメンバーとバロックアンサンブルで共演、また世界遺産であるサグラダファミリア教会でのコンサートを含め、スペインツアーを成功させている。2022年ヴァイオリン礒絵里子とともに「デュオ・パッシオーネ」を結成、初のアルバム『グラシア』をリリース。ソプラノ奥脇泉とのユニットでは古楽から民謡、ポップスまでジャンルに囚われず独自のレパートリーを切り開き、「心地よい音楽」を追究している。
2016年から2023年まで、日本・スペインギター協会会長代理としてギター音楽の普及とギター界発展に寄与した。
日本女子大学人間社会学部現代社会学科卒。昭和音楽大学、並びにモアギター音楽教室にて後進の指導育成にもあたっている。
(2023年12月現在)
オフィシャルサイト https://tomomikohno.com
©︎ FUKAYA Yoshinobu